ドーナツの分け前
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ドーナツというものは、小麦に卵や砂糖などをまぜた「ドウ」を油で揚げて「ナッツ」を乗せたものが起源だとか。「ナッツ」が無いときに、仕方なく穴を開けたのが、ドーナツの穴のはじまり。こんな話がいろいろと残っているのだそうだが、真相はわからない。 ただ、こうしてタリーズコーヒーで、300円も払えば、日本でもおいしいドーナツをいただくことができる。嬉しいことである。これでもし、ドーナツの製法についての特許が申請されていて、どこかで「純正ドーナツ製法保存協会」のような団体が、権利料を徴収していたとしたらそうはいかなかったかも。 僕がドーナツをひとつ食べるたびに、50円ほどの「製法使用料」を支払い、その50円は、どこかの権利者のもとへ届けられる。かくしてドーナツは、少しだけ高級な食品となり、特別な日に食べるデザートの仲間入りをする。