世紀の奇人
トマス・エドワード・ロレンス。この方も世紀の奇人のひとりと言われているようです。アインシュタイン同様、wikipediaにある「奇人コーナー」に分類されている。 ロレンスさんといえば、デビッド・リーン監督の名作映画「アラビアのロレンス」のモデルとなった方。私にとっては、スクリーン上の憧れの人。ロレンス役のピーター・オトゥールがかっこ良かったもの。ところでこの人、なんで「奇人」に分類されているのだろうか? 「アラビアのロレンス」を観ても、確かに十分に「変わった人」ではあります。そもそも映画の冒頭、ひとことのセリフも言わずにバイク事故で死んじゃう。変わった登場のしかただ。ただの中尉なのに、将校達が出入りするラウンジのビリヤード台にいたずら。「権力嫌い」の変な人ですね。マッチの火を指でつかんで消す。「無謀な行動家」なんですね。「イギリス人なのに砂漠が大好き」で、その理由も「清潔だから」という。「変わったユーモアのセンス」の持ち主なのですね。