選択の余地がない場合には
坂から見上げた浦上天主堂 人それぞれに。それぞれの人生。それぞれに「選択」を続けた結果が、いまのその人生の状態になっているのだ。僕なんかはいつのまにか、50代半ばに達しようとするわけだが、いよいよもって「自分自身の選択」によってたどり着いた結果に、我ながら驚く毎日である。でも、なんにしろ、すべては自分の選択の結果である。 なんでこうなっちゃったんだろう。そんなこと言ったって、こればかりは他人のせいにはできない。すべては自分自身の「選択」の積み重ねなのだから。 夏休み中の大学で、事務作業の整理などをしながら、HDDにたまった番組などを見ていた。本当は「ハリウッド白熱教室」というEテレの番組を見ようと録画予約していたのだ。いつのまにかそのシリーズは「コロンビア白熱教室」というシリーズに変わっていたのだ。何だろうこれ?と、思って早速彼女の著作「選択の科学(Art of Choosing」を買って読んでみました。