投稿

8月 2, 2015の投稿を表示しています

サンティアゴへの道

イメージ
今年もポケモン・スタンプラリーが始まったようだ。夏休みなんだからしかたないけど、猛暑の中、子どもにお供して駅を回る親御さんはほんとに大変だろう。うちの子が小さい時は、インドアでのゲーム専門だったので助かった。
しかし、スタンプラリーというものは、大変であればあるほど、その達成感は大きいよね。親子ともに歩いた時間も、苦労が多いほど後で貴重な記憶になるかもしれないでしょ。ポケモンといえど、あなどれない。一種の「巡礼」のようなものだと思う。
今日「巡礼コメディ旅日記 - 僕のサンティアゴ巡礼の道」(☆1)という本を読みおえた。著者のハーペイ・カーケティングは、ドイツではとても有名なコメディアン。キャリア途中での病気などもあり、この巡礼を思い立って約800kmの道を踏破した。ドイツでは、発刊翌年に巡礼者が倍増した大ベストセラーらしい。さすがコメディアンなので、旅日記そのものが笑えるエピソードに満ちている。しかしそれだけかと思っていると、思わずはっとさせられる、示唆に富んだ本だった。

人間でなくていいの

イメージ
「シンサツジカンガ、チカヅキマシタ」 「シンサツケンヲモッテ、マドグチマデオイデダサイ」
喫茶店で時間をつぶしていた僕の携帯が鳴った。 待っている病院の診察時間が近づいたことを、機械が教えてくれているのだ。
実に便利な世の中です。薬をもらうために病院の待合室で待たなくても大丈夫。スマホから予約しておけば、こうしてちゃんと時間を教えてくれるのだ。そういえば、別の病院ではこんなこともあった。自販機に診察券をかざすだけで、医療費の支払いもできた。医療の現場ではこのように、日々、機械化による環境改善が行われているのだ。
でもね。と僕は思う。たとえお金がかかったとしても、機械よりも人間が良いのではないでしょうか。患者の待ち時間の整理だけでなくて、待合室のお掃除をしたり、患者さんにお声がけしたり、そういう仕事だって、あるんじゃないんでしょうか。
ディープ・ラーニングというものがあるらしい。さまざまなデータ、情報を溜め込むことで、コンピュータが非常に賢くなる。それによって人間を凌駕するような仕事をするようになるという。チェスや将棋の世界では、すでに人間よりも優秀になるのですね。
でも、その仕事、ほんとうに人間でなくていいの。一度よく考えなくていいのかな。