2011年12月9日金曜日

幸運の逆ギレ

若き日のムツゴロウ先生

朝日新聞の夕刊で読んだ愉快なお話。(☆1)

若きムツゴロウ(畑正憲)先生は、就職した会社を7年で退職する。自然科学を追求して映像化する仕事を、一生懸命やっていたのです。しかしなぜか「勤務態度に問題がある」とクビになったのだそうです。のちのムツゴロウ先生の、破天荒な活動ぶりを知る私たちとしては「さもありなん」という気もしますが、お気の毒です。

その後、五反田の職業安定所をたずねる。そこで、受付の男の人に書類を書き直すよう怒鳴られた。そこでムツゴロウ先生は、キレてしまった。何でこいつにそんな口をきかれなければならないのか、頭にきたのだそうです。書類を破って、男の人に投げつけて飛び出しました。

ところが、この「逆ギレ」が幸運を呼んだのです。

2011年12月5日月曜日

就職を決める魔法

チャーリー・チャップリン

チャップリンが就職活動で使った魔法の話である。

1908年、チャーリー・チャップリンは、ロンドンの名門喜劇「フレッド・カルノー劇団」の面接を受けた。彼はまだ17歳だった。この一座に入れれば、一定の収入を得て、名声を高める事が出来るかもしれない。彼にとって、まさに千載一遇のチャンス。

「『フットボール試合』でハリイ・ウェルドンの相手役がやれるかね?」(☆1)とカルノー氏。

「ええ、わたしに必要なのはチャンスだけです」と自信たっぷり答えるチャップリン。

「17歳。ずいぶん若いな。それに、年よりも若く見える」

当時のチャーリーは、実際の年齢よりもずっと年寄りに見えるメーキャップで舞台にたっていた。カルノーはチャップリンがやるべき役の年齢を高めに見ていたのだ。年齢が問題で、せっかくの話がおじゃんになるかもしれない。チャップリンは一瞬ひるんだ。

ひるんだチャップリンは、無意識に「ぴくりと肩すくめ」をしたのだ。