火水未済 Get link Facebook X Pinterest Email Other Apps - Thursday, December 31, 2009 今日は2009年の大晦日。「易経・一日一言」から31日のページをめくってみた。易経六十四卦の最終にある「火水未済(かすいびせい)」が載っていた。未完成の時を説く卦(か)である。その説くところは以下の通り。 完成を終わりと満足しては、発展がない。自分が未完成であるということに気づくことで、人間は謙虚になり、努力成長しようと思うのだ。科学技術の発展も、ひとりの人間の成長と同様、終わることのない失敗と挑戦の繰り返しにならざるを得ない。 Get link Facebook X Pinterest Email Other Apps
芸術家は食えない - Monday, November 28, 2011 アマディのカマキリ わたくしはアーティストを無条件で尊敬いたします。 アーティストといえば、芸術家。芸術家というものは、社会的地位や収入、名声などとは関係なく、自分自身の芸術の道を極めるもの。ゴッホにしろ、モジリアニにしろ、制作に没頭していた生前は、自分の作品が何億円という価格で取引されるなど、夢にも思わなかったはず。 判っていても、そう出来ないのが現代。ついつい、手近なところで成果を挙げて、ちょっと有名になろうとか、ちょっと儲けてやろうとか、ベリー・ショートサイトな(超短視眼的)欲求に走ろうとする。私自身が、とても怪しい。いまどきの学生も、とても怪しい。芸術をやりたいのか、有名になりたいのか。結局は「芸術家として有名になって、お金持ちになりたい」というのが、いまの私たちの「本音」なのですよ。 とても心配なのが、美術大学の男女比です。ものすごく女子が多いんですよ、いまの美大。どこでも大体そうです。いまの男の子たちは「芸術」を目指さなくなったんだろうね。やはり「芸術家では食えない」という現実を知っているからでしょうか。いまや日本男子は美大を目指さないのか。 そんなことを考えつつ、 NHK・BSの「たけしアート☆ビート」 を見ました。(☆1) つづきを読む >>
レイチェル・リンド - Thursday, September 03, 2015 宝石のようなカップ / 小伝馬町のカフェ華月で レイチェル・リンドというおばさんのことを覚えていますか? 「赤毛のアン」に登場する、わりと重要なキャラクターですよね。アンが住むグリーンゲーブルスから丘を下っていったあたりに住んでいました。だから、アンの養父母である、マリラやマシューが街へ向かう時には、どうしてもこのレイチェル・リンドさんの家の前を通ることになります。 家事全般を完ぺきにこなす主婦であり、人の行動倫理を極める教育者でもある。こういう人だから、マリラのアンに対する教育方針にもなにかと口を出す。悪い人ではないんだけど、真面目過ぎてちょっと困った人です。 彼女は、自分の家の周囲で何か変わったことがあると、それが何なのかが理解できるまで、徹底的に調べないと気がすみません。マシューがちょっと正装して通っただけで落ち着かなくなってしまう。 「ああ、これで私の一日は台無しだわ」 いったい何があったのだろうと、行き先をあれこれ詮索しないではいられません。家事も、なにも手につかなくなってしまう。 カナダの田舎アボンリーに住むレイチェル・リンドですが、SNSに時間を費やす僕たちによく似てませんか。 誰がいま何をやっているのか、どこへ行っているのか、何をつぶやいているのか。仕事をしているのか、休暇をとっているのか、誰と食事しているのか、タイムラインをチェックせずにはいられない。 まわりが何をやっているのかいつも気になる。 でもそのくせまわりと同じ事はやりたくない。 みんなそういうものですよね僕たち人間って。 つづきを読む >>
ネット授業実験 - Friday, August 28, 2009 多数の遠隔地同士をむすんでの「音楽授業」を実現するための通信実験を行った。東京工科大学にも音楽の授業(作曲,DAWによる打ち込み)があるが、教室内で30人近くの学生の作品を聴いたり評価したりというのは意外にさばきが難しい。また、通常の音楽スクールにおいても、教室だけでの授業には、一度に教えられる学生数にも限界がある。 ネット回線を使って、遠隔地にいる学生と間で授業が出来れば、学生と先生のやりとりを、もっと柔軟で簡単なものにすることができるだろう。学生にとっても、自分の時間を有効に活用しながら、ポイントを絞った授業を受けられるようになるだろう。学生も先生も、それぞれ自分の空いた時間を活用しながら、効率的に授業に参加できるようになる。 こうしたニーズに応えるために、現在のネットインフラを使ってどれだけのことが可能なのか?「ネットによる遠隔地授業」の可能性をさぐるため、関連技術を持ったプロフェッショナルに集まっていただき、実証実験を行った。 ビデオカメラ(SONY / HDV-FX-7)を繋いでのセッティング 本日の参加者と実験シナリオ 株式会社アストラ から川村社長はじめ、技術部門のみなさん / 山中さん / 株式会社コンテンツキッズ から竹下さん / 東京工科大学→:吉岡先生、コーちゃん、マッキー、モックン、タイガー、カワイ君(みなさん長時間、ご協力ありがとうございました) 今回の実証実験では、作詞作曲をテーマにした仮想授業をベースとして、以下のようなシナリオで進めた。 [ A 基本授業と、作詞を想定したシナリオ ] 1:授業開始。先生と生徒のカメラ/音声コミュニケーションを確認。 2:生徒から、パワポデータ(作詞宿題)を提出。 3:先生が、その中からデータを選び、生徒全員に解説、添削。 4:生徒も、自分のパワポデータを修正して、再提出。 5:先生と生徒で、マンツーマンの授業、添削。 6:次回への宿題の説明、授業の終了挨拶。 [ B 作曲を想定したシナリオ ] 1:授業開始。先生と生徒のカメラ/音声コミュニケーションを確認。 2:「Soba」システムから「音ライン」WEBサイトを動かしてみる。 3:生徒がそれぞれ、作曲宿題を「音ライン」にアップロード提出。 4:先生が、その中からデータを選び、生徒全員に解説、演奏実演。 ... つづきを読む >>