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10月 25, 2015の投稿を表示しています

サンスベリアは生きていた

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今年の夏、家族とホームセンターに寄った折に、このサンスベリアの小鉢を買った。ガラスのコップに植えてしばらくたった。一週に一度くらい、適量の水をあげていたら、なんと根元から芽が出てきた。ちょっと驚いた。どうせ安物の小鉢なので、また枯らしてしまうのが関の山かと思っていたのだが、なんと我が家の環境になじんでくれたのだ。
今月の初旬に一週間の出張があったのだが、出発前にパキラの鉢を剪定した。伸びすぎていた枝をバッサリやったので、出張中もちょっと心配していたのだけれど、戻ってみるとちゃんと小さな葉っぱの芽が顔を出していた。ほっとした。
ほんの小さなことだけれども、生命というものは、本当にすごい。今年のノーベル生理学賞を受賞した大村先生の研究は、ゴルフ場で採取した微生物から薬品を作り出したんだって。 ほんとに? 生き物を助け、生かしていくのも、やはり生き物なのだ。あたりまえのことだけど、生命というものの素晴らしさを改めて感じる。

真っ赤なトマト

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トマトほど「赤い」食べ物があるだろうか。サクランボも赤いけれども、水彩画にする時の印象がちょっと違う。可愛らしいサクランボに比べて、トマトの赤のほうはズカリと座った存在感があり、赤い絵の具を塗っていて爽快である。
原産地は南米ということだ。アンデスの山の澄んだ空気と太陽で育つ。船に乗ったスペイン人たちがヨーロッパに持ち帰り、品種改良の結果食用となったらしいが、はじめは「こんな赤い物は気味が悪い」と誰も食べようとはしなかったとか。
それでも、いまや栄養豊富な食材として欠かせない。どんなに見た目が奇抜で異様だったとしても、中味が滋味に溢れていて、誰をも癒し育むものであれば、いずれ必ず万人に愛されるようになるということか。

まるで宝石の浜辺

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「サイバー・ワールド2015」という、そのまま未来世界のような学会に参加してまいりました。世界から集まった面白い研究者との交流が楽しかったです。スェーデンのウプサラ大学・ゴットランド校が会場でした。この大学は、ゴットランド島のヴィスビーという世界遺産の街の突端に位置しております。古きヨーロッパの気品に溢れた、色鮮やかな街で、「魔女の宅急便」の舞台であるというのもうなずけます。

大学のキャンパス自体が、まるごと中世の遺跡であるゴツイ城壁に囲まれているという信じられないようなロケーション。そしてその大学のすぐ裏はバルト海に面する浜辺なのです。夏のシーズンには、避暑の観光客でにぎわうというこのあたりも、今は閑散として冬の気配が漂っていました。下の写真をご覧ください。こんな風景なら気宇壮大なる研究も出来そう。ノーベル財団もすぐ隣だし。

この海岸、遠浅なのになぜか砂浜ではないのです。そのかわり、河原にあるような丸石が敷き詰められていました。しかも色とりどりの宝石のよう。ここは、荒波の打ち寄せない内海だからでしょうか。

いまでこそ、白鳥や渡り鳥たちが羽を休める平和な海岸ではありますが、ひと昔前は、刀を振り回すバイキングが跋扈し、十字軍の精鋭部隊が蹂躙するバルト海における軍事的要衝。血で血を洗う激戦の跡地であったらしいのです。夏草や。松尾芭蕉の気分にもなりました。