ヤノマミ族のこと


NHK映像取材部の菅井禎亮チーフ・カメラマンが、東京工科大学の講座「メディア特別講義Ⅰ」に、ゲスト講師として来校されました!

あの話題騒然のNHKスペシャル「ヤノマミ」を撮影したカメラマンに実際にお会いできたのは、本当に幸せでした。私が想像していた野生児のイメージとは違い、もの静かな語り口の紳士なので、少しびっくりしました。学生達も、菅井さんの講義にすっかり感じ入った様子でした。

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「ヤノマミ」の子供たち。「ヤノマミ」とは、彼らのことばで「人間」のこと。彼らを150日間取材したNHKのカメラマンたちは、彼らから「ナプ」とよばれたそうです。「ナプ」とは「人間以下のもの」ということだそうです。面白いですね。

「ヤノマミ」の人たちの価値観から言うと、森の精霊との生活を忘れてしまい、不気味な一つ目のビデオカメラをぶらさげ、干涸らびたオートミールなんぞ、もぞもぞ食べている、そんな人間というのは、レベルが低いといういうこと。

NHKスペシャル「ヤノマミ ~ 奥アマゾン 原初の森に生きる ~」は、NHK取材班が、10年越しの交渉を経て、ついに現地人との共同生活をゆるされて、決死の撮影を行ったものだ。この番組冒頭での映像も衝撃的。実は目の前で撮影をしている、NHKのカメラマン、菅井禎亮さんのことを「殺そうか〜」と言っているのだ。

( Photo : Etnia Yanomami del Estado Amazonas, Venezuela en el alto orinoco. )

水木しげるさんも、太平洋戦争中にラバウル(パプアニューギニア)で出会った現地人の、神聖なる生活ぶりについて書いています。以下は「水木サンの迷言366日(幻冬舎)」2月1日の項より。

「私は、軍隊でも特にいじめられたり、罰を受けてたりしていたので、そういう社会の仕組みに反発を感じていた。ところが、"土人"たちは、ゆったりと楽しそうに暮らしている。
それを見た軍曹などは『馬鹿だから、ああいうふうにしているんだ』と言う。
しかし、賢いはずの日本人は、意味のない戦争という馬鹿馬鹿しい生活環境の中で一生懸命になっている。どう考えても、彼らの方がずっと幸せで、考え方もよい。」

私も考えてしまう。現代人は、株だお金だと狂奔しているけど、これでいいのかなぁ。今も、ギリシャ危機の影響で、ユーロ圏での株や通貨が下落中。たとえお金を沢山儲けたところで、どうせ南太平洋のビーチとかに、昼寝しに行くんでしょ。だったら、はじめからビーチで昼寝してればいいんじゃん。

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