手仕事



乾燥機から出てきた家族のシャツ。ボタンが2つ並んでとれてしまい、以前にとれたボタンと合わせて、3個足りなくなってしまった。こうなると、似たようなボタンを探してごまかすというわけにもいかない、という結論となった。

色はちょっと違うけど、シャツのデザインには合いそうなボタンを買ってきて、取り付けることになった。取り付け担当は、今日、家族の中で一番時間のある、僕ということに。(と言っても論文投稿の締切があるのですが、とりあえず家にいたので...)

実はボタン付け作業は、嫌いではない。指先に集中して行う細かい作業は、基本的に好きな方だ。とはいえ、袖口も入れて12個ものボタンを、一度に付け替えるのというのは、やったことない。もしかすると無謀な挑戦だろうか。

その作業の結果はというと、

とても楽しかった!

案の定、途中で疲れてくると、糸が絡まったり、針で指先をつついたりしたけれども、基本的には、針仕事というのはとてもいいものでした。何か贅沢な時間を過ごしたような気がする。

しかしまあ、針仕事なんて、こんなことでもない限り滅多にやらないなあ。今日直したシャツだって、もとの糸の穴を見るとあまりに整然としていて、これは機械で取り付けたもののようだ。でも昔は、家族の衣類を仕立てたり、修繕したり手作業をしたものだよね。

うん、ボタン付け、またやりたい。


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