サンスベリアは生きていた



今年の夏、家族とホームセンターに寄った折に、このサンスベリアの小鉢を買った。ガラスのコップに植えてしばらくたった。一週に一度くらい、適量の水をあげていたら、なんと根元から芽が出てきた。ちょっと驚いた。どうせ安物の小鉢なので、また枯らしてしまうのが関の山かと思っていたのだが、なんと我が家の環境になじんでくれたのだ。

今月の初旬に一週間の出張があったのだが、出発前にパキラの鉢を剪定した。伸びすぎていた枝をバッサリやったので、出張中もちょっと心配していたのだけれど、戻ってみるとちゃんと小さな葉っぱの芽が顔を出していた。ほっとした。

ほんの小さなことだけれども、生命というものは、本当にすごい。今年のノーベル生理学賞を受賞した大村先生の研究は、ゴルフ場で採取した微生物から薬品を作り出したんだって。 ほんとに? 生き物を助け、生かしていくのも、やはり生き物なのだ。あたりまえのことだけど、生命というものの素晴らしさを改めて感じる。

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