縁結びのアレンジメント Get link Facebook Twitter Pinterest Email Other Apps - Monday, November 23, 2015 秋の草花があしらわれたフラワーアレンジメント。先日訪れた「東京大神宮」のラウンジのテーブルに飾られていました。ここでこの草花をながめながらいただいた紅茶の美味しかったこと。外は小雨でしたが、「縁結びの神さま」として人気の大神宮の境内には、参詣客が絶えませんでした。 東京大神宮は、伊勢神宮の神様を東京まで招いた神社で、飯田橋にありながら森のような静けさにつつまれていました。伊勢神宮といえば、2013年には遷宮が行われたばかり。新しい御座所はいまもかぐわしい木の光に溢れているのでしょうか。 Get link Facebook Twitter Pinterest Email Other Apps
レイチェル・リンド - Thursday, September 03, 2015 宝石のようなカップ / 小伝馬町のカフェ華月で レイチェル・リンドというおばさんのことを覚えていますか? 「赤毛のアン」に登場する、わりと重要なキャラクターですよね。アンが住むグリーンゲーブルスから丘を下っていったあたりに住んでいました。だから、アンの養父母である、マリラやマシューが街へ向かう時には、どうしてもこのレイチェル・リンドさんの家の前を通ることになります。 家事全般を完ぺきにこなす主婦であり、人の行動倫理を極める教育者でもある。こういう人だから、マリラのアンに対する教育方針にもなにかと口を出す。悪い人ではないんだけど、真面目過ぎてちょっと困った人です。 彼女は、自分の家の周囲で何か変わったことがあると、それが何なのかが理解できるまで、徹底的に調べないと気がすみません。マシューがちょっと正装して通っただけで落ち着かなくなってしまう。 「ああ、これで私の一日は台無しだわ」 いったい何があったのだろうと、行き先をあれこれ詮索しないではいられません。家事も、なにも手につかなくなってしまう。 カナダの田舎アボンリーに住むレイチェル・リンドですが、SNSに時間を費やす僕たちによく似てませんか。 誰がいま何をやっているのか、どこへ行っているのか、何をつぶやいているのか。仕事をしているのか、休暇をとっているのか、誰と食事しているのか、タイムラインをチェックせずにはいられない。 まわりが何をやっているのかいつも気になる。 でもそのくせまわりと同じ事はやりたくない。 みんなそういうものですよね僕たち人間って。 つづきを読む >>
スケジュールの無い町 - Friday, September 05, 2014 いわゆるウィンナコーヒー的な どうして寅さんはウィーンに行ったのだろう? このところBS-JAPANで、映画「男はつらいよ」シリーズ全作品を一挙に放送しています。毎週土曜日の録画を観るのがとても楽しみであります。 先月は、私の大好きな第41作、「寅次郎心の旅路」が放送されました。寅さんがついに海外へ、しかも音楽の都ウィーンへ出かける回ですね。これがシリーズで唯一の海外旅行なのですが、超ニッポン・ドメスティック人間、寅さんがウィーンに行くなんて、いったいどうして? つづきを読む >>
記憶の街 - Monday, December 30, 2013 夢の中で知らない街を歩くことがある。不思議なもので、その夢の中で自分は「この街は絶対に現実のものだ」と信じている。そうだ忘れないように写真を撮っておこうと、カメラを取り出して構えたあたりで目が覚めたりする。 目が覚めてから、もう一度目をつぶってみても、もうその景色を思い出すことができない。もしかすると、それは以前どこかで見た街なのかも。しかし思い出せないということは、やはり知らない街なのか。 つづきを読む >>