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Showing posts from April, 2018

あそびの発明

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子供に「オモチャ」を与えすぎるのは良くない。
そういう話をどこかで聞いたことがある。ルールや遊び方が決まったオモチャでばかり遊んでいると、子供の創造性が伸びない。そういう話だったように思う。
子供というものは、本来自分で「遊び」を発明するもの。あえて大人からオモチャを与えなくとも、自然を相手に自分で遊びかたを考える。その過程でたくさんの大事なことをおぼえる。自然科学への興味や、芸術的な感性もそこで磨かれる。
今の子供たちは、オンラインゲームやゲームアプリをこなしていくだけで、どれだけのエネルギーを使わなければならないのか。彼らが大人になっても状況は同じ。テレビ、ゲーム、音楽、旅行、グルメ。生涯にわたってこれら消費し続けることになる。
私たち日本人、かくも多種多様な娯楽を与えられる必要があるのだろうか。もしかして、娯楽を消費するために、余計なエネルギーやお金を使わされているのでは。

GWになって、何もすることがない暇な私が言うのもなんですな。
でも、まあ、ちょっと考え直してみてはどうだろうか。そう思った次第です。

未来が来た

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今年はスタンリー・キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」製作50周年ということで、カンヌ映画祭を皮切りに70ミリのオリジナルネガからのプリントでの上映イベントが行われるそうです。いまだに色あせることないSFの金字塔。CGもパソコンも何もない1968年に生み出されたということが信じらません。

目をみはるような映像のクオリティに加えて、キューブリック自身とアーサー・C・クラークの精神世界の奥深さがこの作品の骨格となっているのでしょう。この作品は50年もの時を超えてなお、「宇宙的存在」としての人間への疑問を突きつけて来ます。その問題はいまもなお未解決のままそこに横たわっているし、宇宙科学が進めば進むほど、むしろ謎は深まるばかりのようです。

ボーマン船長はじめ乗組員の生命を脅かす人口知能「HAL」は、グーグルホームやアマゾンエコーの大先輩にあたるのですね。人間との共存を楽しみ、人間をサポートすることに誇りを感じていたはずの「HAL」。しかし彼はほんの少しの論理矛盾に出くわしただけで精神を病んでしまった。「AIによる狂気」「人類に敵対するAI」といったテーマは、今や現実の問題となりました。IOTについて一考する上で、もう一度この映画を見直すのも無駄ではないかもしれません。




季節の先取り

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まだ4月だというのに今日は本当に暑くなりました。我が家は大掃除でちょうど良かったんだけど、ちょっとこれは気温が上がりすぎでは? ロンドンでも4月の観測史上初めて27度を記録したとかで、ちょっと異常かもということになっているらしい。
毎年この時期は大学のメタセコイヤの大木の写真を撮っています。今年はメタセコイヤの葉っぱも猛烈な勢いで育っていて、昨年よりも10日くらいは先取りしている感じがします。新緑が美しく、樹々が生き生きしているのは嬉しいのですが、これはなんだか心配にもなってきます。いずれ日本も熱帯になってしまうのでは?
先日、FaceBookでの紹介で、NASAが発表したビデオクリップを見ました。なんと、ここ30年ほどで、北極にある「古い時代の氷」がどんどん溶けて流れ出てしまっていて、いまは「最近の氷」の割合が増えているとのことです。
あらー、ですね。地球が暑くなっているのは本当のようです。 それも、僕たちが文明を享受しすぎているからですか?



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