ブラック企業



サラダ用にキャベツの皮を刻む。
キャベツに申し訳ない気がする。

植物にだって人生がある。これから大きく成長して太陽の光をいっぱいに受けようという若い葉っぱを、まだ大人になる前に刻んでしまうのだ。まるで、社会に出る前の大学生を、料理しているみたいで可哀想。(考えすぎ?)

次々と若者を採用するが、ろくに育てられない企業もあるという。「即戦力として使えない」といっては新人が切り捨てられる業界もあるらしい。

じっくりと経験を積ませてゆっくりと教えてあげて、愛情をそそいで育ててあげられれば、若者だって働き続けるのでは。いまの若者だって、道理はわかるし意外と義理堅い。恩のある会社をそう簡単には辞めはしないはずだ。

Popular posts in Avokadia

レイチェル・リンド

クリングゾルの最後の夏

九方皐