カンナ



この何年かでカンナという花が大好きになった。まだ初夏の頃から10月中旬となった今まで、ずーっと咲き続けている。夏の花という印象があるけど、どっこいいつまでも咲いている。秋風が吹いてきてもどこ吹く風。この「だからどうしたの?」っていう凛とした風情が、僕は大好きだ。

第一ものすごく目立つ。花は真紅かオレンジ。これでもかというほど、花芽をつけて、次から次と花を咲かせる。花芽はまるで機関銃のように並んでいて勇ましい。まわりの雰囲気など関係なく、「わが道をいく」花だと思う。

今日、大学の一年生を集めたミーティングがあった。

彼らを見るといつも不思議に思う。いつどこで、こんなにも「空気を読」んだり「周囲を気にする」大人のようになったのかしら。できれば、みんなカンナのように「だからどうしたの?」って威勢良くノビノビ成長していってほしいものだ。



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