デジタルな「がんばれルーキー」 Get link Facebook Twitter Pinterest Email Other Apps - Sunday, March 14, 2010 「がんばれルーキー」は、NHKが新学期シーズンに毎年おこなっているキャンペーンです。都会などで独り暮らしをはじめる学生さんにむけての、応援メッセージ。それと「NHK受信料の支払いプラン」のお知らせをします。以前は、学生でも世帯主としてはらっていた受信料が、いまはなんと半額! 今日のロケ地は、オープン間近の東京工科大学・蒲田新キャンパスです。まだ出来たてでぴかぴかの「学生ラウンジ」や12階の「空中庭園」で撮影が進みました。元気な「Juliet」さんが、さわやかな「女子大生一年生」を演じていました。 うららかな春の陽気となった今日は、絶好の撮影日和で、どんな映像に仕上がるのか楽しみです。NHK各チャンネルでの放送は、3月20日から。27日からは、山手線、中央線の「トレイン・チャンネル」でも上映されます。 つづきを読む>>> Get link Facebook Twitter Pinterest Email Other Apps
レイチェル・リンド - Thursday, September 03, 2015 宝石のようなカップ / 小伝馬町のカフェ華月で レイチェル・リンドというおばさんのことを覚えていますか? 「赤毛のアン」に登場する、わりと重要なキャラクターですよね。アンが住むグリーンゲーブルスから丘を下っていったあたりに住んでいました。だから、アンの養父母である、マリラやマシューが街へ向かう時には、どうしてもこのレイチェル・リンドさんの家の前を通ることになります。 家事全般を完ぺきにこなす主婦であり、人の行動倫理を極める教育者でもある。こういう人だから、マリラのアンに対する教育方針にもなにかと口を出す。悪い人ではないんだけど、真面目過ぎてちょっと困った人です。 彼女は、自分の家の周囲で何か変わったことがあると、それが何なのかが理解できるまで、徹底的に調べないと気がすみません。マシューがちょっと正装して通っただけで落ち着かなくなってしまう。 「ああ、これで私の一日は台無しだわ」 いったい何があったのだろうと、行き先をあれこれ詮索しないではいられません。家事も、なにも手につかなくなってしまう。 カナダの田舎アボンリーに住むレイチェル・リンドですが、SNSに時間を費やす僕たちによく似てませんか。 誰がいま何をやっているのか、どこへ行っているのか、何をつぶやいているのか。仕事をしているのか、休暇をとっているのか、誰と食事しているのか、タイムラインをチェックせずにはいられない。 まわりが何をやっているのかいつも気になる。 でもそのくせまわりと同じ事はやりたくない。 みんなそういうものですよね僕たち人間って。 つづきを読む >>
おそらく史上最低のFBI捜査官だけど - Tuesday, January 29, 2013 ヤフェット・コットー演じる、アランゾ・モーズリ捜査官 いい脇役が活躍すると映画というものは面白くなる。個性的で癖のある脇役は、映画のテイストまでを変えてしまう。 この人もそうです。ヤフェット・コットー。「エイリアン」では、怪物に噛みつかれちゃうパーカー技術航海士の役をやってました。 この扮装は映画「ミッドナイト・ラン」に出てくるFBI捜査官。アランゾ・モーズリー捜査官の役です。どうですか。名前も格好も、すでに「大丈夫か、この人」という逆期待感に満ちています。コワモテなはずなのにどこか抜けてます。見ているこっちが心配になってきませんか? つづきを読む >>
水がたまらないダム - Thursday, December 31, 2009 日本の農業ダムの実態についての記事。 大分県との県境、熊本県・産山(うぶやま)村に建設中の「大蘇ダム」。(事業費593億円)火山灰質の土壌を甘く見た結果,水がしみ出て溜まらない珍しい「水漏れダム」となった。いまや30年の建設工程が無駄になろうとしている。(2009年7月6日 日経新聞朝刊より抜粋) 北海道富良野市には東郷ダム。本来430万トンの貯水量があるはずだが、ダム底には冬も夏も水は一滴もたまらないそうだ。国と道が379億円を投じて93年に本体工事を終えたが、間もなく水漏れが判明。ダム底の地質が火山灰性のため水を通しやすいとの説もあるが、漏水の根本的な原因はいまだ不明という。(2009年12月28日 読売新聞より抜粋) なるほどそういうことか。ダムというものは、川下の谷を堰き止めさえすれば、いずれ水が自然に貯まるものと思っていた。しかしダムの底にあたる、谷底の土壌によっては、水は漏れていくのだ。むしろどんな土地であろうと、水というものは土壌にしみこんでいくものであろうから、どんなダムだって少しは水を失っていると考える方が自然なのだろう。 人間社会は21世紀に到達して、いよいよ科学技術による高度な文明を享受している。しかし、この水の漏れるダムの例のように「先端科学技術」の実力にも、ちょっと不安な部分があるということが分かる。 つづきを読む >>