年越しのユリ



先日のクリスマス・パーティ用に活けられたユリです。なんでいまごろユリが元気に咲いているのだろうか。冬にこんなにも花の生命力を感じられるというのは、やはり現代のテクノロジーのおかげでしょうか。みなさんはどのように年の瀬をお過ごしでしょうか。

そろそろ2015年という年について考え始めました。21世紀の初頭にしてすでに、なにか新しい動乱の兆しを感じるような気もしています。ローマ法王もそのインタビューで、この世界はいま第三次世界大戦のさなかにあるとも述べています。考えようによっては、本当にそのようにも思えます。しかし私としてはこれからの新しい未来が、なんとかかんとか、平和で穏やかな時代として続いてほしいものだと思っております。

ひとつの鉢に植えられたユリやスターチス、スプレー菊、カーネイション、ガーベラがみんな顔を揃えて並んでいるような光景をずっと見ていたいものだと思います。万物合い並びて合い悖らず。別になにも争う理由はないのではないでしょうか? フェスブックで、トラフィックのデイブ・メイスンさんが紹介していた、ブッダのことばを思い出します。本当に良いことばです。

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In the end, only three things matter.
How much you loved,
How gently you lived,
How gracefully you let go of things not meant for you.

最期となって問われるのは三つだけ
あなたがどれだけ多くを愛したのか
いかに穏やかに人生を過ごしたのか
関係ないことを静かに見送れたのか

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