二次創作というのはゲージュツであるのか


NHK技研の公開に行って参りました。いわゆる「スーパーハイビジョン」といわれる「8K」技術が前面に展示された今年の公開でした。もう「4K」は超えられちゃったの? そんな最先端展示をくぐり抜け、「ちょっとカルト」な発明はないかしらと、主に地下の展示ブースを回ってみましたよ。

見つけた見つた!オモロイ放送技術たち。TVMLというCG技術の応用編がいくつも出ていたぞ。TVML知っていますか?台本などの「文字データ」から直接「CG映像」をリアルタイムに創り出すというユニークなシステムなんですよ。これが意外にも老舗技術なんです。

はじめて開発されてから、かれこれ20年以上がたって、いまやさまざまな派生商品を生み出しているようですね。TVML関連で(いまは、tvmlXというらしい)いちばん気になったのは「2次創作コンテンツ」というものでした。「自動手話通訳」への応用というのもとても素晴らしかったですが、この「2次創作」という技研らしくないキーワードが、妙に新鮮でした。

tvmlXの創作画面
TVMLというシステムは、本来「誰でも簡単にCGを作れる」というのがコンセプトでした。今回の方向転換で、できるだけ沢山のかたが、TVMLを楽しむ恩恵に触れることになるといいと思います。子供からお年寄りまで、みんなでCGアニメを作って楽しむなんて面白い。でも、うちの大学の学生さんにも、大いにこのケイカクに乗ってもらって、沢山のTVML作品を生み出してもらおうかな。

でも、だからといって、大学生が簡単な作業にばかり流れるのはこまりますよ。CGのソフトだって、グラフィックソフトだって、一週間くらい取り組めば、なんとか使えるようになるものだ。TVMLにも「一次的創作者」としてもとりくんで欲しいのです。

「2次創作」というのも大変結構。先輩のマスターピースから学ぶという意味では「2次」かもしれない。それは「模倣」という、若者の揺籃期だけに許されるの特権のこと。でも努力は「1次(自分)」でしなくちゃいけないよ。

「できない」とか「難しい」とか言う前に、チャレンジして下さいね。若いみなさんには「時間」という強い味方があるんだから。いずれ最終的に自分が生み出すものは、自分というフィルターを通した、オリジナルでありたいものだからの〜。(=゚ω゚)ノ

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