締めに何かいただきましょうか
仲間と楽しいディナー。一通り料理がおわり、もう結構お腹いっぱいなのに、「締めに何かいただきましょうか」となることがありますね。スィーツ類やコーヒーなどが、そこらの出番を狙ってます。
この「締め」っていったい何でしょうか。
例の「締め切り」ともなにか関係あるのでしょうか。
広辞苑によると「締め」という言葉には、「決着」「しめくくること」「数の合計」、あるいは「束ねたものを数える語」などの意味があるそうです。集めたものをひもなどで締めて束ねるというところから始まった言葉のように思われます。
するとなんですか。会食の終わりに「締め」と言った場合は、「今日の料理にこれで決着をつけ」て、「合計してお勘定ですよ」という意味まで含まれるのですか? さらに深読みすると、店主が札束を数えているイメージまでが浮かんでくるようです。
ウィズダム和英辞典で、「締め」にあたる表現を調べてみました。「締めにケーキを食べる」というのは、英語では、"Eat a cake at the end of a meal" だそうです。あっさりと、"the end" となってますね。
"the end"以外に、何かスラング的な面白い表現もありそうですけどね。
今度、教養学環のポール先生に聞いてみましょっと。