重要なタイミング



昨日のブログで、「バラには締め切りがないのに、季節がくればきちんと花を咲かせます」という話を書いたところ、FBのほうで「自己管理できてますね」というコメントをいただきました。まったくですね。

自然界に生きるものは、自分が生存し続けるのはもちろんのこと、種全体が生き延びていくために、ベストの方法、ベストのタイミングを守って、ものごとを進めなければならない。

ハスの花の場合、一個一個の花で観ていると、だいたい四日間咲き続けるのだそうだ。それも、ずっと咲いているのではなく、だいたい前日の深夜から花が開き始め、午前中には一度閉じてしまう。早朝に開いて、9時くらいから閉じるということを繰り返し、その後「蜂の巣(ハチス)」のような花托を残して枯れるのだそうです。

この絵のハスは、草津にある大谷池(おおやち)という池に咲いていたものなのですが、いま千葉公園で大人気のハス池のハスは、大賀ハスといって、弥生時代の種から発芽させたものということです。ハスの種は、土の中で発芽能力を、非常に長い期間保持できるのだとか。

発芽能力の高さに加えて、季節や時間のタイミングをきちっと守って花を咲かせる自己管理能力の高さが、この美しいハスという種が繁栄している所以なのでしょうね。

人間だって自然界に生きる生物の一種です。バラやハスと同じように、種として大事なタイミングや、成長のための季節などがあるのではないでしょうか?

そしてそれは、人間社会の決まり事のタイミングとは関係ないのでしょう。
就職戦線とか受験戦争とか、卒論の締め切りとか、そいういうタイミングとは別に、もっと大切な「季節」や「花をさかせるタイミング」というものがあるのではないですかね。